2010/11/28

急変・・・


先日投稿したように、プラントグラスでオリジアス・メコネンシスを飼育していたのですが、結果から言うと、唐突に全滅してしまいました。備忘録の意味も込めて事の次第を以下に記しておきたいと思います。

24日夕方、プラントグラスの水が蒸発により水位が下がっていたので、少量(1リットル以下の量)を足し水。

同日夜、スカーレット・ジェムが石やスポンジフィルターの陰に隠れてジッとしているのを発見。今までにこのような様子は見たことがなかったこともあり、硝酸塩の蓄積の可能性を考え、試薬にて測定。結果は10mg/l程度の値を示したので、1リットルほど換水。

25日夕方帰宅後、メコネンシス1匹の死亡を確認。もう1匹は水草の根本でグッタリとしており、もう1匹は発見できず。ジェムは、昨日同様物陰でジッとしている。
エコペーハーで測定。pH7.9!!!というもの凄い数値が。同様に水道水を測定するとpH7.6。エコペーハーの数値が狂っていることも考え、試薬で測定し直すと、飼育pH7.5前後、水道水pH7.0~7.5という結果に。多少の誤差はあるものの、飼育水のアルカリ化が状態の急変の原因かということで、水道水を中和し、ろ材ネットにエーハイムトーフを入れたもので水質を調整し、1リットル程度換水。ネットごとトーフはプラントグラス内に。


その結果、現在のところ弱酸性で安定し(冒頭の写真が現在のpH)、スカーレット・ジェムも回復しています。

とりあえず上のような経緯と処置で何とか安定していますが、なぜこのような短時間で水質が急変してしまったのかわかりません(実は以前から水質変化していたのかもしれませんが、こまめにpHの測定をしていたわけではないので、本当に急変かどうかはわかりませんが)。ただ数日来天候が優れず、急に冷え込んだりしていたので、水道水の水質が安定していなかったということも考えられます。
教訓としては、定期的に水質を測定する、天候が急変した時の換水には要注意ということだと思います。メコネンシスには気の毒なことをしてしまいました。最後に、自戒も込めて、メコネンシスの哀れな姿、あるいは水槽内の食物連鎖の画像を。ちょっとグロテスクなので、下の方に貼っておきます。















0 件のコメント:

コメントを投稿