2012/10/29

Let It Breed みたび・・・

気がつけば、すでに10月も後半。このブログも大分放置してしましました。アクア熱が低下したというより、仕事が忙しくなり、何とかそれを乗り越え、また忙しくなり・・・そんなことを繰り返して、現在、あぁもうあかん、という状況に追いやられています。つまり、仕事が忙しいことを言い訳にブログを放置し、仕事が切羽詰まったことを理由にブログを更新しようという、なんというか矛盾した状況に置かれています。
そんなことはいいとして、放置していた間、私的アクア生活にはいろいろな変化というか展開がありましたが、とりあえず記録しておきたい事柄は、苦節○年、ラミレジィの繁殖がやっと何とかなりそうだということです。
全くなんだかわからない写真ですが、よーく見ると稚魚の方々が写っています。メモを読み返してみると、稚魚の浮上は10月18日ですのでやっと10日程度ですが、少なくともブラインシュリンプをパクパクと食べる程度には成長しました。
これもメモを見返してみると、最初にラミレジィを飼い始めたのは、昨年の4月のことでした。もうすでに閉店してしまったのですが、家から歩いてすぐのところで営業していたお店で、ドイツラムとコバルトラムを掛け合わせた個体を販売しており、それをトリオで買い求めたのが最初でした。 その中でできたペアについては「Let It Breed」として記事にしましたが、残念ながらその3匹は飼育者の未熟故に現在は生きていません。その後も、何匹かのラミレジィを買い足し(そして死なせ・・・)、この10月の初め頃には♂1匹の状態でした。そのうちに♀を購入しペアにできたらなぁ、とは思っていたもののなかなか実行できなかったのですが、ある日ある熱帯魚店でとてもがっしりとした体型の♀を見かけ、もう速攻で購入しました。その2日後には産卵したので、「今回は見守ろう」(実は、ブログ放置中の今夏、他の♀が産んだ卵からふ化した段階でエアチューブで吸い取って「人工飼育」を試みましたがダメでした)と思い、稚魚浮上にあわせてブラインを用意しました。浮上後2日目位だったと思うのですが、朝水槽に目をやると稚魚が見えず、「あ~、今回も」と思ったのですが、しばらくたって再び水槽に目をやると親魚の周りを稚魚が泳いでいるのが確認できました。この光景を見た時に、「もしかして、今回はいけるかも」という思いを抱きました。その後、時間を見つけてブラインを与えています。最初はブラインを食べることさえできませんでしたが、ブラインふ化の時間を考えて、ふ化後間もない小さなブラインを与えることを試したりすることによって、現在のところ20~30匹は順調に成長しています。

育児に励むお父さんとお母さん
今回、とっても偶然ではありますが、稚魚がうまく成長している原因は、♂と♀のバランスかな等と思っています。というのは、今までどちらかというと♂が大きめ、♀は小さめというペアが多かったのですが、今回は結構成長した♂に、ショップで見かけた大きめな♀を掛け合わせることができたのが勝因のほとんどを占めているのではないかと思っています。本来ならば、飼い込んでそのような条件を満たしてあげられればいいのでしょうが、なかなかそうはいきませんでした。
今後の課題は、ブラインから人工飼料への移行といったところでしょうか。また、日に何度もブラインを与えることで水槽中にコケが発生していますので、タイミングを見て水かえをしつつ、コケと戦っていくことも課題となりそうです。

2012/06/11

水上葉

季節がよくなってきて、水草を水上で管理されている方も多いのではと思います。
うちでもいくつか水上化しています。

左側が、ロタラ.福建省、右が、ロタラ.セイロンです。福建省の方は昨年水上管理をはじめてみて、冬を越しました。肥料切れなのか、あまり生長していません。セイロンの方はこの春増えた水中葉を水上化してみました。

もう一つ並べてみました。一番左は、同じく福建省ですが小さなピンクの花をつけています。種が採れたりするのでしょうか?ちなみに、豆腐の容器です。結構使えます。

窓際に置いている水槽からは、多分ミリオフィラムの水上葉が・・・。

 エキノドルスも水上化しています。最近、シュートというのでしょうか、花芽が伸びてきました。

シュートの先端にはつぼみがついています。どんな花が咲くのか楽しみです。このエキノドルスは、アクアを始めた頃に買った侘び草に入っていたものです。侘び草の有茎草がなくなった”おはぎ”を解体して、エキノドルスのみ鉢に植え替えて、水槽に入れていました。昨年の夏、メダカ鉢に移したことによって、水上葉を展開、冬場は室内で何とか維持してきました。

最後に、エキノドルス.デビルズアイ(右側のシノブが邪魔ですね)。チャームより水上葉で購入。2株あったのですが、冬を乗り越えられたのは1株だけでした。こちらも完全に水上化しています。腰水にはDVDの空の容器を利用。この容器も意外と重宝します。


2012/06/06

ラミレジィ 浮上!

話は2か月程さかのぼります。
よく行く熱帯魚屋さんの販売水槽で、ゴールデンラムと目が合ってしまいました(妄想です)。そこで衝動的にゴールデンラムを1ペア買い求めたのですが、入れる水槽のことをあまり考えていませんでした。先日AQUASKYを載せた30センチキューブ水槽にドイツラムが1ペアいるのですが、繁殖をねらっているのでそこは避けて、冬の間メダカの稚魚を避難させていた25センチキューブ水槽のヒーターを金魚用18℃設定から26℃設定のオートヒータに入れ替えて、そこに入ってもらうことにしました。
ところが、ショップの販売水槽では折り合いの良さそうに見えたゴールデンのペアですが、♂が強いこと強いこと。♀はあっという間に水槽の片隅に追いやられてしまい、DVが始まってしまいました。 orz
そこで、当て馬的に、もう一匹♂を入れようと思っていたところ、また他の熱帯魚店でコバルト系のラムと目が合ってしまいました(妄想です)。少し小さめで、ちょっと高いなとも思いつつ、店主に尋ねるとまだ小さいので雌雄は判然としないとのことでしたが、何となく♂っぽいですよねということになり購入することにしました。その時の店主の一言がふるっています。「♂っぽいですが、♂にならなかたら♀になります」・・・店主のこういう飄々としたところは結構すきです・・・
そして、先ほどの水槽に入ってもらいましたが、結果としてはゴールデン♂のDVは止まず、ゴールデン♂は産卵箱に隔離することにしました。
その数日後、水槽前面のソイルを掘っているなとはわかっていたのですが、産卵しているということには気づけませんでした。


という長い前置きの後に、昨日朝、エサを与えようとすると稚魚の皆さんが浮上していて、コバルト♂とゴールデン♀のまわりを自由遊泳しておりました。
お父さんと子どもたち
パパママそろってパチリ
 ということだけであれば、まあありがちなことですねということで終わりですが、今日の朝見てみると、なんと、DVお父さんを隔離した産卵箱に稚魚たちが侵入しているではありませんか。
コケコケで見づらいですが・・・
継父とともに
産卵箱に稚魚が入り込んでしまうことは、ある程度予測していましたが、まさかその中でDV♂稚魚を食べてしまわずに、子育てを始めるとは思いませんでした・・・。突然”父性愛”に目覚めたのか、稚魚を身の回りに従えています。
ブラインを与えていますが、まだ稚魚たちはブラインを食べる程大きくなっていません。このへんがラミレジィの繁殖の難しさなのでしょうが、突然の"父性愛”がどうなるか見届けたいと思います。

2012/06/02

AQUASKY ・・・キター・・・

もう何ヶ月放置していたのかさえ定かではないような状態のこのブログです。
アクア熱が冷めた・・・ということは全くなく、単に仕事で行き詰まった・・・車をぶつけられた(廃車orz)・・・仕事に行き詰まった・・・腕時計が壊れた・・・仕事に行き詰まった・・・DVDレコーダーが壊れた・・・仕事が・・・という、私にとっては過酷な日常?が続いただけで、ブログ更新のプライオリティが極限まで下がったということであって、日々の管理は当然続けておりました(と書いている瞬間に、目の前にあった水槽の照明がタイマーで、プチッと切れました)。今後も、日々のアクア関係を記録していきたいと思います。

 さて標題でお気づきのように、AQUASKYを導入いたしました。
クリアスタンドを側面から。質感高し!

普通なら、最初に商品の全体図をお目にかけるのでしょうが、設置後の画像です。5月の連休明けくらいだったでしょうか、ADAからのLED照明器具リリースの報を知り、すぐさま近所のショップに予約を入れました。というのも、水槽が増えると自然と電力消費も増えるということに、昨年の震災以降いささかナーバスになり、さりとてLEDって水草育つの?という疑問を抱えていたのではありますが、昨年来同様、蛍光灯を買い換えるか、それとも省電力のLEDへと乗り換えるが、煩悶いたしておりました。そのタイミングでのLED照明リリース報道でありましたので、早速という運びでありました。ADAがリリースするんだから、もちろん水草育成を念頭に置いているんでしょ、と思ったからです。
設置してみての第一印象を申し上げれば、もの凄いハイクオリティ(値段の割に・・・)です。 まず、とっても作りがいいというか、LED照明本体のアルミ?部分もそうですが、クリアのプラスチック素材で作ってあるスタンドの質感の高さはすばらしいと思います。というのは、わたしがADAグッズに慣れていないからかもしれませんが。うちにあるADA グッズは・・・かろうじてこの照明をのせいてる30センチキューブ水槽くらいですから。
そして第二に、めっちゃ明るいです。この水槽には、以前エーハイム3灯ライトを2つ載せていましたが、もしかするとそれと同等以上に明るいという印象です。もちろん主観ですので、厳密に比較したわけではありませんよ・・・。それから水槽上部がとっても開放的になりました。
水槽正面瓦から。
あとは、実際にどのくらい水草たちが育ってくれるのかということですが、その検証も兼ねてばっさりとトリミングして、頂芽部分を差し戻してみました。メインはロタラsp.ワイナード、ロタラsp.セイロン、ハイグロ等ですが、どうなることでしょう。

ちなみに、この30キューブ水槽は玄関先に置いてありますが、ここにAQUASKYを乗せたことによって、「玄関先LED化プロジェクト」は完成しました。
45センチ水槽。メインはエンドラーズさん。
この水槽には、アクシーニューツインを乗せていましたが、エーハイムのLED×2です。
60センチ水槽。自家採取のタナゴさん。
わたしのアクア人生の原点!タナゴさんたちが泳いでいますが、設置後4年目にして全面リセット。それに際して20ワット型2灯式から、ニッソーのルシファホワイトと水草用に変更してみました。以上が、「玄関先LED化計画」の全貌です。

ちなみに、AQAAKYを乗せた30センチキューブ水槽の「主」である、ラミレジィさんn♀が、どうも調子が悪いようです。
ラムさんの♀。
 体全体が白化しております。とりあえず唐辛子を入れてみましたが・・・元気になってね。

またぼちぼちと更新していきたいと思います。それでは。