そんなことはいいとして、放置していた間、私的アクア生活にはいろいろな変化というか展開がありましたが、とりあえず記録しておきたい事柄は、苦節○年、ラミレジィの繁殖がやっと何とかなりそうだということです。
全くなんだかわからない写真ですが、よーく見ると稚魚の方々が写っています。メモを読み返してみると、稚魚の浮上は10月18日ですのでやっと10日程度ですが、少なくともブラインシュリンプをパクパクと食べる程度には成長しました。
これもメモを見返してみると、最初にラミレジィを飼い始めたのは、昨年の4月のことでした。もうすでに閉店してしまったのですが、家から歩いてすぐのところで営業していたお店で、ドイツラムとコバルトラムを掛け合わせた個体を販売しており、それをトリオで買い求めたのが最初でした。 その中でできたペアについては「Let It Breed」として記事にしましたが、残念ながらその3匹は飼育者の未熟故に現在は生きていません。その後も、何匹かのラミレジィを買い足し(そして死なせ・・・)、この10月の初め頃には♂1匹の状態でした。そのうちに♀を購入しペアにできたらなぁ、とは思っていたもののなかなか実行できなかったのですが、ある日ある熱帯魚店でとてもがっしりとした体型の♀を見かけ、もう速攻で購入しました。その2日後には産卵したので、「今回は見守ろう」(実は、ブログ放置中の今夏、他の♀が産んだ卵からふ化した段階でエアチューブで吸い取って「人工飼育」を試みましたがダメでした)と思い、稚魚浮上にあわせてブラインを用意しました。浮上後2日目位だったと思うのですが、朝水槽に目をやると稚魚が見えず、「あ~、今回も」と思ったのですが、しばらくたって再び水槽に目をやると親魚の周りを稚魚が泳いでいるのが確認できました。この光景を見た時に、「もしかして、今回はいけるかも」という思いを抱きました。その後、時間を見つけてブラインを与えています。最初はブラインを食べることさえできませんでしたが、ブラインふ化の時間を考えて、ふ化後間もない小さなブラインを与えることを試したりすることによって、現在のところ20~30匹は順調に成長しています。
育児に励むお父さんとお母さん |
今後の課題は、ブラインから人工飼料への移行といったところでしょうか。また、日に何度もブラインを与えることで水槽中にコケが発生していますので、タイミングを見て水かえをしつつ、コケと戦っていくことも課題となりそうです。